パワーストーン
ブレスレット専門店

パワーストーン& 手作りアクセサリー専門店『クリスタルクレア』のオフィシャル・ショップブログです。
パワーストーンの魅力や新商品のご紹介をしていきます。

パワーストーンのブレスレット
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魔法の石の舞台裏

クリスタルクレアについて


パワーストーンの意味

アレキサンドライト −金緑石−

■色:自然光では青緑、白熱灯下では紅色(赤紫)
■モース硬度:8.5
■原産国:ロシア ブラジル、ジンバブエなど
■化学組成:Be(AI,Cr)2O4
■対応するチャクラ: ↓
ほぼ全身のチャクラに対応する


1830年代に、ウラル地方にあるエカテリンブルグ市北東のエメラルド鉱山で
発見された鉱物です。
1842年当時のロシア皇帝アレキサンドル2世にちなんで命名されています。

鉱物的にはクリソベリルの中の一種です。(猫目石はこの仲間です)
アレキサンドライトは非常に希少な石で、ダイヤモンドと価格的には変わらないか、
アレキサンドライトの方が高い場合もあるくらいです。
自然光と人口光で、目にも鮮やかに色が変わるさまが人の心を魅力するのでしょう。

パワーストーン的にも二面性を表します。
冷静と情熱と言った具合に。

人にとって冷静さは精神においての舵です。
対して情熱は帆でしょうか。
人生の大海原に出て風を受けて進む船には舵と帆が必要です。
舵が壊れていては方向が定まらず、帆がこわれていては進むことが出来ません。

アレキサンドライトという石は、持ち主に強い意思の力を与えると言われています。
強い意思のもと創造性を高めてくれるのです。

一度、数百万円するアレキサンドライトを手にする機会がありました。
もちろん、文字通り手の上に載せて貰っただけです。
しかしながら、強力なオーラを発しながらこの美麗な鉱物は人のために働きたがっていました。
人間の精神や情緒、あるいは傷ついた自尊心の回復といった
人生の航路を進むに必要不可欠な作業をするために、この地球に遣わされたのだと。

幸運にもこの石を持てる人はお願いしてみるといいかもしれません。
あなたの進むべき道を、その輝きで照らし出してくれるかもしれません。
ただし、それはあなたの舵と帆を修理してくれるにすぎません。

あなたの船の船長はあなた。
風を読み帆を張り、舵をきるのはあなた以外には出来ないのです。

エメラルド −翠玉−

■色:緑
■モース硬度:7.5〜8
■原産国:コロンビア、インド、ロシアなど
■化学組成:Be3AI2Si6O18
■対応するチャクラ: ↓
 ハートチャクラ(アナーハタ、第4チャクラ)、
 全身のチャクラに働きかける作用がある。


かつてインカ帝国では、エメラルドが女神の魂を表すとして、宮殿中を、ダチョウの卵ほどの大きさのエメラルドを7つほど飾っていたそうです。

あるいは女王クレオパトラはエメラルドを愛用し、クレオパトラ鉱山(エジプトの紅海付近に実存していたことがわかっています)から採掘されたものをたくみに外交に使ったとか。

あるいはインドのヴシュヌの手には、エメラルドの指輪が納まっているといいます。

エメラルドの圧倒的美しさは神さえも虜にした、ということでしょうか。

エメラルドは見通しを良くします。
それは物理的なことだけではなく、精神の見通しのことも指すでしょう。
エメラルドは精神性に働きかけ、持ち主の霊性を高める作用があるように思います。
宝石質の透明度のあるものはより精神に作用し、そうでないものは肉体に作用します。

では如何様に精神に作用するのか。

心臓のチャクラは正にエメラルドのようなグリーンで、輝いています。
エメラルドのもつ力により心臓のチャクラを開き、ネガティブな感情を洗い流し落ち着かせるのです。
そして、持ち主の人生を肯定せんがために、あらゆる愛を成就させようと動き始めるのです。

エメラルドの齎す愛。
そこには自己犠牲も偽善も独善も入り込む余地はないのです。
誠実な魂をこそエメラルドは我々に求めるのです。

バリサイト −バリッシャー石−

■色:緑、白、灰
■モース硬度:3.5〜4.5
■原産国:アメリカ、オーストリア、チェコ
■化学組成:AI(PO4)・2H2O
■対応するチャクラ ↓
 ハートチャクラ(アナーハタ、第4チャクラ)


ターコイズの仲間として「グリーンターコイズ」と銘打って販売してあるものにバリサイトが紛れていることがあります。
鉄分の入ったターコイズは、緑色になることがありますので明確な区別が難しいのかもしれません。
しかし、ネームバリューのあるターコイズに一切の引けをとらない石が、バリサイトだと思います。

バリサイトは愛の石です。

他に愛の石と言えばラリマーであったり、スギライトがあったり、ローズクォーツなど有名どころが名を連ね愛の石は存在します。
愛の石で一冊本が書けるでしょう。
もし、そんな本があれば、私個人はバリサイトにその本の巻頭を飾らせるでしょう。

なぜなら、このバリサイトを手にすると、アメリカインディアンのズニ族の血に拠らない家族を祝福する祈りの言葉が鮮明に蘇るのです。

少し長いのですが引用します。


「 友よ、本日、私は、君を 腕の中で強く抱きとめます。
そしてもしそれが運命なら われらの父である太陽が
世界をまたいで登る天空の道の その頂点にまでのぼりつめ
そのまま少しも動くことなく 君と私に笑顔をむけたまま
われらがいのちの道を 終わりにするかもしれません。
今、わたしは、この手で 君にふれていますが
神々の手やハートもまた 同じように君にふれているでしょう
われらのいのちの道が どうか共に終わりますようにと
わたくしはいのちの風に祈ります。
友よ、願わくは神々の光が 君と出会いますように」


なんと暖かく相手を受け入れ、幸せを願っている言葉でしょう。
養子縁組みのための誓言のようですが、無条件の愛を体現するバリサイトとあまりにも私の中で一致したのです。

バリサイトは励ましの石です。
希望と勇気の石です。
深い絶望から抜け出すのを助けてくれます。

深い絶望。
絶望していることにさえ人は気づけないことがあります。
希望を持ったことがなければ絶望という兄弟がいることを知ることはないのです。

しかし、このバリサイトはその絶望を打ち砕き、一歩前に進む力を与えてくれるのです。

マラカイト −孔雀石−

マラカイトは、「邪気をはらい、洞察力を高める石」。

持ち主の痛みや苦痛を自らが犠牲となって吸収する奉仕性の高いクリスタルといわれていて、ストレスに非常に高いヒーリング効果があるといわれています。
寝つきの悪い人、疲れやすい人にオススメです。
ものごとが思うようにいかないときにも、洞察力を高めてなりゆきを予見して、安全な方向へと導いてくれるといわれています。
古来より「魔よけの石」としても親しまれてきました。


■色:緑、暗緑、黒
■モース硬度:3.5〜4
■原産国:ザイール、コンゴ、ロシア
■化学組成:Cu2(OH)2(CO3)
■対応するチャクラ ↓
 アナーハタ(ハートチャクラ・第四チャクラ)
 マニプーラ(ソーラープレクサスチャクラ・第三チャクラ)


かつてクレオパトラがアイシャドーとして使ったことは余りにも有名です。
彼女はキプロス産のマラカイトを粉末にして目の周りに塗ったのですが、魔除けの意味も強かったでしょう。
もしかしたら、マラカイトのハートチャクラを開く特性を知って、男性たちの心を手玉に取ったのかもしれません。
(現在マラカイトが大量に取れるのはザイールくらいで、キプロス産のものは殆ど存在していません。)

ハートチャクラに働きかけますので、心が萎縮したり、苦しい時にマラカイトは優しく心を労ってくれるでしょう。
調和が取れない状況の時には大地に根ざした考え方に導いてもくれます。

ネガティブな感情やトラウマから脱却したい時には、ブレスレットやタンブルをみぞおちの上に置き深呼吸しながら自問自答していくと、自らの心の内に自然と答えが浮かび上がってくるかもしれません。
そして喪失した自信や自分らしさを取り戻し、外からも中からも輝く自分になれるかもしれません。

私個人的には、様々な鉱物とコンビネーションしたマラカイト(アズラマラカイト、クリソコラマラカイト、マラカイトクォーツなど)を使うことで、石の持つエネルギーをより感じ、変性意識状態や瞑想に用いることもお薦めです。

モルダバイト −モルダウ石−

モルダバイトは、「孤独を癒し、調和をもたらす宇宙からの贈り物」

約1500年前に、巨大な隕石が地球に衝突した時に溶け出た天然ガラス成分が、
急速に冷えて固まってできた、非晶質のクリスタルです。
宇宙の叡智を秘めた石として、古くから珍重されてきました。
ヨーロッパでは「変わらぬ愛の証」として恋人に贈る習慣があったそうです。
宇宙からのメッセージを受けとったり、自分が地球に生まれた意味を知る手がかりを得たりすることができるパワーストーンとして、自分の生き方に疑問を持っている人や違和感を感じてる人、孤独を感じている人を強力に癒してくれるといわれています。
自分自身が気づかずにいたトラウマを解消して、無意識に感じていた不安や恐怖心などのネガティブなエネルギーを取り除いて、前向きに歩んでいける勇気と自信を与えてくれるようサポートしてくれます。
目標を明確に意識させ、その人の向上心に見合った能力を引き出してくれるようサポートしてくれます。


■色:緑、茶、半透明緑
■モース硬度:5.5
■原産国:チェコ共和国、ドイツ、モルドバ
■化学組成:Sio2(+Al203)*
■対応するチャクラ ↓
 全てのチャクラに対応します。
 特にアージュニー(ブラウチャクラ、第6チャクラ)と
 ムーラナーダ(ハートチャクラ、第4チャクラ)によく働きかけます。

ニューエイジのための代表格のように言われる石のひとつで、
テクタイトの一種です。

隕石の衝突により地中の玄武岩などが溶け出し、冷え固まったもので、天然のガラス質で表明がザラザラとした特徴的な姿をしています。
近年、枯渇するのでは?と噂されている鉱物のひとつです。

それでなのかもしれません。
中国を中心に偽物が出回っていますので信頼出来るお店での購入をお勧めいたします。
見分け方としては表明のガサガサと相反して妙に裏がツルツルしていたりします。
なにせガラスで作られているようです、偽物は。

さて、そんな偽物が出来るほど人気者のモルダバイトですが、なぜ人気があるのかと言えば、そのパワーゆえ、と言えるでしょう。

宇宙エネルギーとアクセスしやすくなったり、直感力をかなり向上させてもくれます。
ですがその反面、グランディングが上手く出来ていないと効果をひきだすことが難しいのも事実です。
その場合、他の鉱物と合わせる必要が出てくるでしょう。

この石を手にすると、チャクラというチャクラが浄化されていく感覚が如実にわかります。
掌のチャクラから始まり、クラウンチャクラまでの到達にさほど時間はかかりません。
チャクラの浄化、閉塞を速やかに解消してくれます。
また、スターチルドレンで地球の環境に適応出来てない魂を、地球のガイドとして守護してくれますので、理由のわからない疎外感に悩まされている方に変化をもたらすこともあるでしょう。

セレスタイト −天青石−

■色:青、黄、赤、白
■モース硬度:3〜3.5
■原産国:アメリカ、ペルー、マダガスカルなど
■化学組成:SrSO4
■対応するチャクラ:クラウンチャクラ (サハスララ、第7チャクラ)


「空の色の石」と和名でも英語でも呼ばれる天青石、セレスタイト。

この石をみていると「heaven arm」という言葉が思い浮かぶ瞬間があります。
天からの助け、とでも言うような波動を感じるからでしょう。
より具体的に、混乱の中にある私達を忍耐強く守ってくれる意志を
セレスタイトから感じ取るのです。

クラウンチャクラに働きかけますので普遍的宇宙エネルギーを取り込み、
宇宙の叡智を悟らせ自己の精神的安寧を取り戻すよう導いてくれるのです。

オレンジ色や黄色のセレスタイトも存在し、青色ばかりではないのですが、
代表的なセレスタイトはやはり青であり、空の青色をしています。

この地球上に青い姿を持って産まれた鉱物は、平静、知恵、知性を象徴し
空と水の色でもあるこれらは無限を表します。

セレスタイトは、その青を纏った鉱物の中でもより知恵と知性を
私達に与えるようにプログラミングされ地球に齎されているでしょう。
創造性や力が欲しいとき、内なる神性に繋がる必要がある時に
この青い石は力強いパートナーとなってくれます。

神とは自分の胸の内に存在し、その光で影をつくります。
太陽の下に立つ者は自分の影から逃れることは出来ません。

偉大な魔法使いの師匠は言いました。

『自分の影と向き合い、自分自身の本当の姿を知るものは
自分以外のどんな力にも利用されたり支配されたりしない、
生を全うするためにのみ己の生を生き、
破滅や苦しみ、憎しみ悲しみといったものに命を差し出すことはしなくなる』と。

その師匠の役割をセレスタイトは果たしてくれるのです。

ガーネット −柘榴石−

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ガーネットは「実りの石」


努力を実らせ、恋愛成就にも仕事関係にもパワーを発揮するといわれています。
マイナスの感情を浄化させ、精神力を高めて前向きな力を与えてくれます。
なかなか行動に移せないという人に、意思の弱さをあらためさせて、積極性と勇気を与えてくれるといわれています。
ゆるぎない信念を持ち続けられるようサポートしてくれます。
地道な努力を実らせて、人生を成功へと導いてくれるといわれている頼りがいのある石です。
浄化力がとても強いので、古来より疫病を遠ざける力があるとされ、護符として身につけられてきました。
強いパワーを秘めているので、繊細な方は水晶など調和作用のあるクリスタルを組み合わせて持つことをオススメします。

ガーネットには赤、グリーン、オレンジなどの色調があります。
赤は「瞬発力と粘り強さで真の力を発揮したいときに」。
グリーンは「チャレンジに確実性をもたらしてくれる」といわれています。
オレンジは「行動範囲を広げたいときに」。
ガーネットは、1月の誕生石で、山羊座の補助石でもあります。

■色 : 赤、ピンク、オレンジ、黄色、黒、茶色など
■モース硬度 : 7〜7.5
■原産国 : インド、マダガスカル、ブラジル
■化学組成 : Fe3AI2(SiO4)3
■対応するチャクラ : アージュニャー (ブラウチャクラ第6チャクラ)
               ムーラーダーラ (ルートチャクラ第1チャクラ)

大変にロマンチックな石という認識が私にはあります。
まず、含まれる成分により様々な種類があり、細かくわければ14〜15種類にわけられるということ。
その和名は色からつけられたのか、ざくろ石と呼ばれること。
(よく目にする赤いタイプは鉄ばんざくろ石、もしくは苦ばんざくろ石)

そして一番私がロマンを感じてしまうのが、自分自身の過去世に関連しているのです。

ジャシンス。
そう呼ばれるオレンジ色の石。
その輝きと同じような髪の毛を持つ女性の姿を記憶しています。
彼女はジャシンスと呼ばれていました。
ジャシンス、という言葉を調べますと、まずヒヤシンスの古語であること。
ついでジルコンまたはガーネット(その色から満ばんざくろ石だと思われます)のどちらかのオレンジ色の石をそう呼んだこと。
石の名前ひとつにも変遷があるのです、今はその呼び名は使いません。


ガーネットは愛情のとても強い石です。
情緒を落ち着かせてもくれます。
また物質面の安定をはかり仕事の成功へと導いてもくれます。
クンダリーニエネルギーを上昇させるとも言われていますが、
案外パワーが強い石が多いので馴染むまでに時間がかかることも稀にあります。
ちなみにグリーン色のガーネット、デマントイドガーネットはダイヤモンドより高価だったりします。

フローライト −蛍石−

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フローライトは、「目覚めの石」


精神を安定させ、ストレスを開放して、
迷いに対して希望を導いてくれるといわれています。
精神力や集中力を高めてくれることから、
アイデアやひらめきを助けるパワーストーン、
学習能力を高めるパワーストーンともいわれています。
人生における方向転換の際に、迷いや葛藤を取り除き、
冷静で客観的な判断をもたらし、
現状を乗り越えていけるアイデアと勇気を与えてくれます。
電磁波など、機械類の有害な電波をやわらげるパワーがあるともいわれています。


■色:緑 、紫、青、黄、赤、ピンク、透明(純粋なフローライトは透明だが稀)
■モース硬度:4
■原産国:アメリカ、イギリス、中国、日本
■化学組成:CaF2
■対応するチャクラ:ハートチャクラ(アナーハタ、第4チャクラ)
              ※色により対応するチャクラは多少ことなります

先月「ハゲタカ」という映画をみていました。
その中の人物が中国の湖南省出身の設定で、
鉱物マニアとしてはおっ!と思ったものです。

湖南省といえば、世界的にみても非結晶鉱物や非金属鉱物の埋蔵量が
世界一といわれるものもあり、
中でもフローライトの一大産地でもあるのです。
フローライト、その色の豊富さ、効能の高さから、
パワーストーンの世界では重要な位置を占める鉱物のひとつです。

穏やかな外観からは想像がつかないほどパワフルな力を持ちます。
閃きをもたらしたり、ピンチをチャンスに変える力を持っているように思えます。


原石の中には随分と哲学的な姿をしたものもあります。
例えば、水晶の中にフローライトがインクルージョンしたもの。
透明度の高い水晶に立方体をしたフローライトが点在している姿は息がつまる程、素敵でした。
彼?(彼女?)=フローライト入り水晶の原石は、私にこんな問いかけをしてきました。

「あなたはどんな生き方をしているの?」

思えばフローライトはそれまでの必要でなくなった固定観念を取り払い、
あらゆるレベルの進歩をもたらそうとする石です。
また水晶は他の石のパワーを増幅させる作用があるので、
生まれながらに強力なタッグを組んだその石は、強烈に私の意識に訴えかけてきました。(ちなみに湖南省搖崗仙産のものでした)

フローライトは、環境の変化やバランスを失いかけた時に導きを与えてくれる石だと言えます。

ロードナイト −薔薇輝石−

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ロードナイトは、「愛情を具体化する知恵や行動力を与えてくれる石」

心をオープンにして、
愛情を表現して行動に移すことを手助けしてくれるといわれています。
相手に自分の気持ちをどう伝えたらいいのかわからない、
嫌われまいとして本当の自分を出せないという人は、
この石がネガティブな気持ちを取り去って、愛の絆を深めてくれるでしょう。
恋人関係だけではなく友人関係など、
幅広い「愛情」を外に表現できるように手助けしてくれるといわれています。
日本では別名「薔薇輝石」と呼ばれ、昔から翡翠の仲間として愛されてきました。
翡翠のもつヒーリング効果も高いので、
心身のバランスも整えてくれるともいわれています。


■色:ピンク、濃ピンク
■モース硬度:5.5〜6.5
■原産国:オーストラリア、ロシア、アメリカ
■化学組成:(Mn,Ca)57Si5O15
■対応するチャクラ:ハートチャクラ (アナーハタ、第4チャクラ)


薔薇の石という意味のロードナイト。
その名に相応しい美しいローズ色の石です。
穏やかな佇まいでありながら、意志の強さを感じさせるタイプの石のひとつです。

心のうちにある愛に気付かせてくれる作用があります。
愛情面で傷を受けるということは、
即ち人間関係で苦しむことに他ならないのですが、
ともすると自分の傷にしか目がいかなくなりがちなのも事実です。
人間は簡単に心のバランスを崩します。
それにより現実がみえなくなることもままあります。
ロードナイトはその現実に目を向け、
物事の根本原因に向かうことでトラウマを癒そうとします。
自分自身に向けた憐れみが、時には毒になることもあるのです。
被害者意識ばかりが高まりそうなとき、ロードナイトを身につけることで
健全で建設的な精神状態に戻れるでしょう。

また養育的な石であり、
抑鬱的な感情を柔らかく包み込みネガティブなものを洗い流してくれるでしょう。
古いこだわりを捨て新しい恋を呼び込んでくれるでしょう。

オブシディアン −黒曜石−

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※画像は「ゴールデンオブシディアン」です。

オブシディアンは「自分や他人の隠れた真実を映し出す石」


和名を「黒曜石」といい、持ち主の光の部分や影の部分にも直面させ、
本当の自分を知ることを助けてくれるといわれています。
自分のことだけではなく、気になる相手の本音も見せてくれるといわれています。
生命力を強め、現実世界への即応能力を高めるパワーがあるといわれているので、
マイナスな考えに陥りやすい人でもこの石に触れることで、
前向きになったり安定感を得るようになります。
魔よけのパワーもあるので護符としても有効です。

■色 : 光沢のある黒に緑や紫、金色が浮かぶ場合がある。
■モース硬度 : 5
■原産国 : メキシコ、世界各地
■化学組成 : sio2+CaO、Na,k
■対応するチャクラ : ムーラーダーラー(ルートチャクラ、第一チャクラ)

オブシディアンとは黒耀石のことです。
流紋岩の成分のマグマが冷え固まったガラス状の石で、
世界各地で石器時代からナイフなどの道具として使われてきました。
社会の教科書にはかならずといっていいほど出てきます。
それくらい人類と密接な関係の鉱物のひとつです。

過去メキシコのアステカ文明では
その生け贄儀式の際にナイフとしてオブシディアンを使い
人間の心臓を太陽神に捧げていました。
またオブシディアンで巨大な鏡を作り神の声を聞いていました。

私自身の過去世で数度、
今のメソアメリカ地域に生を受けたことがあるのですが、
鮮烈な記憶があるものは、オブシディアンをナイフとして
胸の辺りに傷をつけ血を流す儀式をしていました。
(ちなみに過去世を思い出した数日間は胸の辺りに痛みがありました)
最終的には生け贄ですので絶命するのですが
オブシディアンの原石を初めて見た時は何となく恐怖心を抱きました。
恐らく本能的に過去世の恐怖心が蘇ったのでしょう。

オブシディアンの力の一つに魂の目的をナビゲイトする作用があるので、
私はその時その過去世を通じて大事な事を学ぶことになりました。
しかし、それは私にのみ起こるわけではなく、
オブシディアンを手にした方には暫しある事だと言えます。

特にブラックオブシディアンは、
人間の本質を浮かび上がらせ対峙させることで、
魂を成長させようとすることがあります。
ある意味、自分と向き合う準備が出来ていない方がお持ちになると
少々苦しく感じることもあるかもしれませんが、
愛という物を思い出させてくれる養育的側面のあるパワーストーンですので、
トラウマの解消に向いています。
対人面で冷静な判断力を与えてくれる面も素晴らしい点のひとつです。

またサイキックアタックやネガティブなエネルギーからの保護力が強く、
強力な守護石として働いてくれるでしょう。


【オブシディアン種類別】

●ゴールドシーンオブシディアン

持ち主の抱える問題やトラウマなどに働きかける力が強力です。
浄化をきちんと行い、契約関係が成立した石なら
瞑想などに用いるとアストラルトラベルへと誘う性質もあります。
神聖なる意志からもたらされる知識ライトライブラリへとアクセスを容易にし、
マインドの扉を開いてくれるでしょう。
(浄化や扱いになれていない方は瞑想にはもちいらない方がいいかもしれません)
心理的ブロックを解消し「今、ここにある自分」自身に必要な物を理解させてくれるのです。


●レインボーオブシディアン

パワフルなオブシディアンの中では、比較的緩やかな作用を持つと思われますが
ネガティブなエネルギーや邪気といったものによく反応してくれるでしょう。
肉体とエーテルボディを結びつけバランスを図る作用もあります。
恋愛パターンを変化させる作用もあります。
古い感情を一時期味わうことになるかもしれませんが、いずれ変化へと導いてくれるでしょう。


●スノーフレークオブシディアン

オブシディアンが部分的に白くなったもので、雪が降っているように見えます。
贈り物にしてはならない、と言われる事もあります。
受け取った人を支配出来ると信じられているからです。
呪詛の力が強いオブシディアンですが、
要は用いる人間の精神性に依るところが大きいのです。
ホワイトマジックもブラックマジックも人間が作り出した観念の一つでしかないと思います。

ラリマー −曹珪灰石−

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ラリマーは、「愛と平和をもたらす石」

慈愛の心をはぐくみ、自分も他人も受け入れることができるようになるので、
人間関係も円滑になり、愛情に満ちた生活を送れるようになるといわれています。
ストレスなど苦痛や困難を軽減して、前向きな力をあたえてくれたり、
精神のバランスを保ち、やすらぎをもたらすといわれています。
ネガティブな考えや不安を取り去り、安眠効果をもたらしてくれます。
創造性を高めるといわれています。

■色 : 水色
■モース硬度 : 4.5
■原産国 : ドミニカ共和国
■化学組成 : NaCa2(si308)(OH)
■対応するチャクラ : ソーラープレクサスチャクラより上に位置するチャクラによい。
               (サードアイにも)

1974年にジャマイカの南部で発見され、地元宝石商の娘の名前『ラリ』と、スペイン語の海『マー』から命名された石です。
現在はドミニカ共和国の産出品が殆どであり、希少性が高まっています。

海の色とも空の色ともとれる美しい水色は、別名ドルフィンストーンともラブストーンとも言われています。
ひたすら人類に愛と平和を伝える深い波動を持っているからでしょうか、世界のヒーラーたちが必要とする石のひとつです。

柔らかな外見からは想像もつきませんが、圧倒的な愛の力でアタッチドエンティティを祓うことができます。

変化にともなう苦痛を穏やかに癒し、自己否定的感情を洗い流してくれるでしょう。
ソーラープレクサスチャクラの働きを支持してくれるので、自信をもたらしてくれるからです。
また、ハートチャクラに働きかけますので、犠牲的な態度を改め自己愛の尊厳を復活させます。
感情を鎮めて落ち込みをなくしてくれるのです。

石を初めてお求めになるお客様がいらした時です。
このラリマーをご覧になった瞬間涙ぐんで『この石はなんと言うのですか?』とお訊ねになりました。
ラリマーの名前と持つ力を説明しましたところ、『この石が私には必要です。この石が私を助けてくれると言ってくれたような気がします。』と仰いました。
人が石を選ぶのでなく、石が人を選ぶ瞬間に私は居合わせたわけです。

恋愛においてパートナーに振り回されるのはよくあることです。
まるで心のない人形か何かを扱うように扱われ、疲れきってしまうことも。
そんな疲弊しきった心をラリマーは見抜いたのかもしれません。

サンストーン −日長石ー

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サンストーンは、「成功へと導く勝利の石」

別名「太陽の石」とも呼ばれていて、古代ギリシアでは太陽神の形代として崇められてきました。
実力やはつらつとした積極性を引き出して、チャンスを掴み、輝かしい未来へと導いてくれるといわれています。
想像力を高める力があるともいわれています。


■色 : オレンジ、黄緑
■モース硬度 : 6〜6.5
■原産国 : アメリカ、カナダ、インド、タンザニア、日本など
■化学組成 : CaAl2Si208
■対応するチャクラ : セイクラルチャクラ (スヴァディスターナ、第2チャクラ)

みるからに陽気で楽天的な煌めきを持つ石です。
キラキラと赤紅色に輝くのは自然銅、あるいは赤鉄鉱です。
薄くフレーク状になったものが平行な層にインクルージョンするので輝いて見えるのです。
稀に黄緑色に輝くサンストーンもあります。

サンストーンは不思議と見ているだけで安楽な気持ちにしてくれます。
名前の通り、太陽を連想させるからでしょうか。

一時期、ジュエリークラスのサンストーンを身に付けていました。
とても強力な波動修正を受けて、好転作用で前頭葉が締め付けられるような痛みに悩まされました。3日程でおさまりはしましたが。
今思うと、当時の私は鬱状態で(スピリチュアルな事に目覚めたてで、上手くグランディング出来なかったのでしょう)サンストーンの主な働きは知らないながらも、その輝きに魅せられたのでした。

サンストーンは抑鬱的な状態を強力に改善してくれるのです。
それは役割に縛られた人間の心を自由にし、必要のなくなった、しかし自分からは整理し難い人間関係を整理するように働きかけるからでしょう。
犠牲を強いる人間関係をこの石は否定するのです。

そして、セイクラルチャクラを刺激して活力をもたらします。
前向きな気持ちになり創造性が広がりをみせてきます。
そこから、どんなことも勝利に導くと言われており欲望を表に出していく事が素晴らしい結果を産むのです。
性欲がなくなったり、性的な喜びが見いだせない状態にも効果があります。

お客さまで鬱になられ、一年間で15キロ痩せてしまわれた方がいらっしゃいました。
初めてご縁を頂いた時、危機的な精神の状態だったように思います。
その方との信頼関係が生まれ、サンストーンのブレスレットをお作りし、対であるムーンストーンのブレスレットも作り、その二つを同時に身につけられるようになりました。
すると傍目にも血色がよくなられ、見る間に健康的な姿になっていかれました。

人は悩み、精神的な痛みから体調も崩します。
ですがその人に越えられぬ悩みはこないのだ、とサンストーンは私に教えてくれるのです。
悩みとは発達し過ぎた脳を持つ人間にのみ許された嗜好のようなもの。
コーヒーと同じで体の栄養にはならなくても心の栄養になるのではないでしょうか。

アマゾナイト −天河石−

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アマゾナイトは、「表現力、コミュニケーション能力を高める石」


親しくなりたい人がいるときや、友達とうまくコミュニケーションをはかりたいときにオススメです。
自己表現力を高めたいときにもオススメです。
「希望の石」ともいわれていて、不安や迷いを取り去って、未来を切り開いてくれる力強いパワーストーンです。


■色 : 青緑
■モース硬度 : 6〜6.5
■原産国 : ロシア、アメリカ、中国など
■化学組成 : KALSi308
■対応するチャクラ : ハートチャクラ (アナーハタ、第四チャクラ)、スロートチャクラ (ヴィシュッダ、第五チャクラ)


カリウムを主成分とする長石で、微量の鉛が含まれており天然の放射能が作用し緑色に発色すると言われています。
ガラス光沢、もしくは真珠光沢を持っているものがよいとされています。
ロシア産のものは霜降り状です。

古代エジプトやメソポタミアでは重要な宝石として位置付けられていましたが、科学が発達し様々な石が流通するにつれ、忘れられていったような感があります。
しかし、その姿をみると私は何とも穏やかな気持ちになるのです。
穏やかで、伸びやかな気持ちに。

アマゾナイトとは命の川、アマゾン川から由来し名付けられています。
アマゾン川流域の森林のブルーグリーンと石の持つ色味がクロスしたのでしょう。
大自然と同様に傷つき、苦しむ経験をしたハートチャクラを優しく、しかし現実的に癒やしてくれるのです。
恋愛の幻想にまどわされず、愛の本質を理解させてくれるのです。
過剰な期待や理想化をやめさせてもくれるでしょう。

グランディングを容易にしてくれる石でもあります。
大地に根を張り、希望に満ちた気持ちで前に進む背中を押してくれるのです。
古くヨーロッパでは希望の石とされてきました。
創作意欲を高め、芸術を愛する人や志す人にとっても福音をもたらすでしょう。

ターコイズ −トルコ石−

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ターコイズは、「神の石」

強い守護の力を持ち、願望を叶え、自己実現を達成させるエネルギーが強いといわれていて、積極的に行動する勇気を与えてくれて、自己実現の達成へと導いてくれるといわれています。
古来より旅の安全を守る守護石としても愛用されてきているので、旅のお守りにもオススメです。
思考力を高める力も強く秘めるといわれています。


■色 : 青、薄青、青緑、緑
■モース硬度 : 5〜6
■原産国 : アメリカ、チベット、イラン、メキシコ
■化学組成 : CuAI6(PO4)4(OH)8・4H2O
■対応するチャクラ : スロートチャクラ (ヴィシュッダ、第5チャクラ)


ターコイズの青に心がざわつきます。
ターコイズを見る度にドキドキするような、ワクワクするような高揚感を感じてしまうのです。
心密かに自分のことを、インディアンだと思っているからでしょうか。
まごうことなき日本人ではありますが、過去世の中にインディアンと思しき姿をした子供であったことがありました。

夜明け前、突然に始まった部族の移動に必死でついていく子供。
子供が遅れそうになると振り向き励ます、その人の首もとに目を刺すようなターコイズの青。
このビジョンがターコイズに惹かれる要因となっているのは確かです。

みなさんも無性に惹かれる石があったならば、その産地や歴史を調べると遥かな記憶が蘇るかもしれません。

特にターコイズは過去世の旅のお供に最適です。
喉のチャクラ部分に置き、瞑想をしてみると過去世に原因のあるトラウマが見えてくるかもしれません。
勿論それは現在の貴方が受け入れる用意が出来たものです。
余計な恐怖心はターコイズが和らげてくれるでしょう。

アメリカインディアンのみならず、ターコイズは多くの民族が珍重してきた石です。
サウスアメリカ、メソアメリカ、チベット、トルコなど。
つまり、特別な力が宿るのだと古代の人たちは知っていたのです。

そう言えばナポレオンは、二度目の妻マリ・ルイーズを娶る際に、それは見事なターコイズのティアラを用意しました。
年若い妻を娶る不安から、不貞を働くと色が変わるとされるターコイズを使用したのだろうかと深読みしたくなる選択です。

ターコイズが自己表現を向上させるのは、喉のチャクラを浄化・調整してくれるからです。
自己表現が向上したならば自己肯定感も高まります。
劣等感や無気力な気持ちも減って行くでしょう。
ターコイズが成功に導くとされるのは、持ち主のモチベーションを自然とあげてくれる事にあります。
前に進む勇気を与え、バランスに欠いた内面を調和させてくれる石です。

ラブラドライト −曹灰長石−

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ラブラドライトは「宇宙や未来の知恵を伝える石」。

ムーンストーンと同じ長石の一種で、光が当たると青や緑などの幻想的な輝きを放ちます。
この光彩は 「ラブラドレッセンス」 と呼ばれていて、見る角度によって変わるラブラドレッセンスは、霊的な波動の強い輝きと知られ、インスピレーションを高めてくれるといわれています。
神経をとぎ澄まし、意識を目覚めさせ、潜在能力を引き出してあなたに必要な情報とひらめきを与えてくれるでしょう。
怒りや悲しみなどネガティブな感情を解放させ、高いヒーリング効果があるともいわれています。


■色 : 灰色の地に角度により青、黄色、オレンジ色、金色などがあらわれる
■モース硬度 : 6〜6.5
■原産国 : アメリカ、フィンランド、イタリア、マダガスカルなど
■化学組成 : NaAlSlSi308-caA2si208
■対応するチャクラ : スロートチャクラ(ヴッシュッダ、第5チャクラ)
                ブラウチャクラ(アージュニャー、第6チャクラ)

水晶以外で高い金額を出して欲しいと思った初めての石です。
堀秀道先生の著書にアメリカの思想家エマーソンの言葉が引用してあります。

『ラブラドライトは人間の一生の如し。ある角度に至って初めて光彩を放つ』

この一節を読んだ瞬間、欲しいと思いました。(堀秀道先生の本を読み鉱物マニアになる方は本当に多いでしょう。)
どんな人生も必ず輝く瞬間がある、それはラブラドライトのように・・・。と言われる、ラブラドライトを手に入れたいと思ったのです。

角度を変えると輝く仕組みは曹長石成分と灰長石からできた固溶体であるラブラドライトは、内部に屈折率の違う層が規則正しく重なり合っています。
屈折率の違う層に光があたると、光の干渉がおこり虹色に輝く現象イリデッセンスが見られるという事です。(ラブラドレッセンともいいます)

暗灰色の地に目を射抜くように輝く青。ミステリアスで本当に美しい姿です。
その特徴としては普遍的エネルギーと繋がりをもたせてくれ、ハイヤーセルフや宇宙意識に投げかけた質問に対して、その応答を聞き逃させまいとすることでしょう。
そしてあらゆるネガティブなものから持ち主を守ろうとします。
オーラに取り憑いた好ましからざる存在や、他者の想念を吸い取るようにしてくれるのです。

長く付き合うためにこまめな浄化が必要な石です。
私の初代のラブラドライトは、ある日真っ黒になり欠けてしまいました。
どうやら誤解が生じた相手に悪感情をもたれたことが原因だったようです。

他には不安感や恐怖心を取り払い、潜在的才能を探り当てます。
サードアイに働きかけるので、透視能力が高まるかもしれません。知性を向上させ、直感と結びつかせます。

スモーキークォーツ −煙水晶、黒水晶−

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スモーキークォーツは、「深い心の闇に光を当てる石」

現実的な対応能力を養い、理想を現実化するパワーを与えてくれるといわれています。
ネガティブになったときにも改善の効果があるといわれています。


■色 : 茶色〜黒 (モリオンは透明感のない黒)
■モース硬度 : 7
■原産国 : ブラジル、中国、カザフスタンなど
■化学組成 : SiO2 水晶に微量なアルミニウムイオンが影響して茶色や黒になる
■対応するチャクラ : ルートチャクラ (ムーラーダーラ、第1チャクラ)
                ソーラプレクサスチャクラ (マニプーラ、第3チャクラ)


水晶の成分にアルミニウムが混入し地中の放射線が影響した場合、スモーキークォーツとなります。
真っ黒で透明感がないものをモリオンと呼びます。
厳密に言うと煙水晶と黒水晶は別物と考えた方がいいかもしれませんが、非常に近い存在ですのであわせてお話したいと思います。

ケルト文化やアメリカインディアン文化において重要な位置に置かれた石のひとつです。
ケルト文化では予言する力や透視能力を高める作用があると信じられていました。
アメリカインディアンの世界では守護する力が強く魔除けの効果があり偉大なメディスンマンとして大事にされてきました。

基底のチャクラ(ルートチャクラ)を刺激し、大地とのグランディングを促してくれます。
私はグランディングの重要性を身を持って知るタイプですが、確かにスモーキークォーツはグランディングを容易にする作用と、アカシックレコードにアクセスする際の素晴らしいガイドとなってくれます。
第三の目に置き、アストラルな旅を願えば、今まで経験したことのない魂の旅を経験出来るかもしれません。
ソーラプレクサスチャクラに置くと、不安定な情緒を安定させ、仮にソーラプレクサスチャクラに閉塞があるならその閉塞を取り除くことが出来るでしょう。
癒やしの効果は絶大です。

ただし、残念なのは人工的に調整したスモーキークォーツが多く、モリオンにいたっては産出自体がなくなりつつあります。
一度、地元の山で採れた巨大な黒水晶に近い煙水晶を見たことがあります。
ファントムが見て取れました。
近くに立っただけでクラクラするほどのエネルギーで、これはとんでもないパワーだと思いました。
この素晴らしいものが地球上から消えるのは寂しい限りです。

タイガーアイ −虎目石−

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タイガーアイは、「成功へと導く石」

自信と行動力、洞察力や決断力を養い、仕事運、勝負運に絶大な効果を与えるといわれています。
新しいことにチャレンジしようとしている人に力強い味方になってくれるでしょう。
自分が成功した姿を想像しながらタイガーアイのパワーを活用することで、強運な守護石となってくれます。
邪悪なエネルギーを跳ね返す力もあるので、人間関係などのトラブルに悩んでいる人にもオススメです。


■色 : 黒茶
■モース硬度 : 7
■原産国 : インド、南アフリカ、メキシコなど
■化学組成 : Na2(Fe,mg)3FeS8iO22(OH)2
■対応するチャクラ : セイクラルチャクラ(スヴァディスターナ 第2チャクラ)


虎の目とはよく表現したものだと名付けた人に感心してしまいますが
この石は角閃石の中でもクロシドライト(青石綿)に石英が染み込んだ、水晶の仲間とも言うべき鉱物です。
石英が染み込み硬くなったクロシドライトに熱が加わり酸化して黒茶に変色したものがタイガーアイです。
酸化しないままクロシドライトの色を留めた場合が青灰色のホークスアイとなります。

「金運の石」としてこれほど日常に馴染んでいる石もないのではないでしょうか。
スーツ姿の男性が腕に巻いているのをよく見かけます。実際、男性のお客様の注文が多い石です。
虎の目のように鋭い視線で仕事相手の本質を見抜き、成功に導くことにより金運をあげるのだと言われています。

金運だけではなく、精神と肉体のバランスをはかってくれる作用もあります。
美しく研磨されたタイガーアイは陰と陽を内包した姿をしています。
光と闇、明と暗。
必要なのは調和でありバランスです。
自分の中でバランスが崩れる時、安楽ならざる状態になり苦痛が生じます。
苦痛の中で生じた自尊心の欠如や、自信のなさに働きかけ正しい自己認識を深めます。
それと同時に現実的な問題の根本原因に目をむけさせる作用を持ち、その上で行動するよう仕向けるのです。
冷静な判断力は全てを見通す力に繋がります。

古代インドでは神仏像を作る時にこの石をその目に入れたそうです。
全てのものに神を見出す力を授ける石だとも言われています。

ルチルクォーツ −金針水晶、金紅石入り水晶、針入り水晶−

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ルチルクォーツは 「黄金色の人生をもたらす石」

日本名を「針入り水晶」といい、水晶の中に針状の結晶が含まれています。
別名「キューピットストーン」とも呼ばれ、結晶中の針は「キューピットの矢」といわれていて、持ち主に幸福な恋愛と強運を運んでくれます。
また、集中力や直観力を高めて勝負強さをはぐくみます。
針の色は金、赤、緑、青、その他さまざまな色あいを持っていて、この針状物質が水晶内に入ることで水晶の持つ力をさらに高めます。
その中でも金線が入ったものは、金銭を呼び込むといわれており「金運の石」としても知られています。

金運、仕事運アップのお守りのパワーストーンというイメージが強いルチルクォーツですが、「黄金の人生をもたらしてくれる」というように、さまざまな人生の問題を乗り越えていくサポートをしてくれるパワーストーンです。
元気や自信をあたえてくれるので、最近疲れてるなぁと感じている人や健康運アップを願う人、縁結びや恋愛成就を願う人にもオススメすることが多い、魅力的なパワーストーンです。

■色 : 金、銀、赤、緑、黒など
■モース硬度 : 6〜6.5
■原産国 : ブラジル、中国、アメリカなど
■化学組成 : TiO2
■対応するチャクラ : ソーラープレクサスチャクラ(マニプーラ、第3チャクラ)
及びルートチャクラ(ムーラーダーラ、第一チャクラ)


水晶の結晶の中に酸化チタン(金紅石とも言う)が入りこんだものをルチルクォーツと呼びます。赤金色であったり、銀色、赤、緑、青など色は様々にありますが、針状にインクルージョンする事が多いようです。
ルチルクォーツは大抵パワフルな存在で地球の持つダイナミックな波動とアクセスしやすく、地に足のついた生き方を思い出させてくれる特徴があります。

『旅するルチル』と名付けているルチルクォーツの丸玉があります。

直径4センチ程のスモーキーがかった一点の曇りもない水晶の中に、緩やかにカーブを描いて金色のルチルが入り込んでいるさまは、天使の髪の毛を閉じ込めたようで見慣れたはずの私でも見入ってしまう美しさでした。

ある事業をなさって行き詰まりかけたお客様が、一目でその石を気に入られ、けして安い金額ではありませんでしたが購入してくださいました。

その後しばらくしてそのお客様がルチルクォーツを伴い遊びに来て下さり、自分に対して役目は充分に果たしてくれた、だから同じように困っている友人に譲りたいが平気だろうか?というご質問をなさりました。

その方の物惜しみなさらない考え方に心を打たれた私は、そのルチルクォーツを手に持ち、波動を感じる為に集中しました。
その時に彼は様々な記憶を私に伝えました。
あらゆるルチルクォーツは励ましの存在であり、根源的宇宙からの光を伝える役割を担い、人々の善性に働きかける。
お客様に是非、お気持ちのままになさって下さい、と私は言いました。
それ以来、そのルチルクォーツは必要とする人のもとを旅するようになりました。
鬱々とした気持ちを改善し、創造的なビジョンを与えることで人々に活力と気力を与えながら。

ローズクォーツ −紅水晶−

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ローズクォーツは、「恋愛の石」

恋愛成就に絶大な力を発揮してくれるといわれています。
また、女性のための守護石でもあり、身に付けているだけで女性性を高めて内面を輝かせてくれるので、自然とその女性の魅力を引き出してくれるといわれています。
どのパワーストーンを選んだらいいのかわからない・・・という女性の方は、まずはこのローズクォーツをオススメします。

アステリズム効果といわれる六条の星状の光彩が見えるものもあり、これを「スターローズクォーツ」と呼びます。


■色 : 透明な淡いピンク 、乳白色がかったピンク
■モース硬度 : 7
■原産国 : ブラジル、マダガスカル、インド など
■化学組成 : 二酸化珪素(水晶)にクロム、鉄などが微妙に混ざり発色する
■対応するチャクラ : ハートチャクラ (アナーハタ、第4回チャクラ)
■お取り扱いの注意点など :
太陽に当てすぎると、色があせることがあります。。


ローズクォーツの穏やかな波動は、まるで春の日だまりのようです。
忍耐強く寒い冬を耐えた者だけが味わえる至福をこの石は携えているような気がします。

無条件の愛の存在に心を閉ざした人を根気強く支えるその姿は、愛と言うものの本質が結晶したようであり、母なる大地の化身のようでもあります。
人は適切な自己愛を持たねば生きてはいけません。自身を否定し、屈辱感に苛まれ、自信を喪失した状態でいることは健全さに欠け、そこにある感動に気付けぬようになります。頑なな心は凍土と同じで自分自身の成長に必要な養分を作り出すことは不可能でしょう。
ローズクォーツはそんな風に自信喪失し、凍てついた心をゆっくりと溶かしてくれるのです。

そもそも愛とは自分自身の中にしか存在しないのだと私は考えます。
凍てついた心にある愛を呼び覚ました時に人はそれまでの枠組みを超え、他者を愛せるようになるのだと。
愛とは愛のみを必要とします。シンプルなこの事実に気づくには人は一度己の魂の源流とも言うべき所まで戻らねばなりません。その厳しい道のりの傍らにこそ相応しい石がローズクォーツなのです。

ローズクォーツはまた、共感性や感受性を刺激して芸術的センスを高める作用があり、美に対する意識が高まります。女性的な感性が欲しい時には役にたってくれるでしょう。
受胎能力を高めてくれる作用もあります。
美肌を保ちシワを伸ばすと言われています。

アメジスト −紫水晶−

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アメジストは 「直感力や感受性を冴え渡らせてくれる石」

官能のエネルギーも秘めていて「愛の守護石」ともいわれているので
真実の恋愛を見極めたいときや
恋人や夫婦間の冷めてきた愛情を取り戻したいときにもオススメです。 
アメジストは古来より宗教的な儀式などで大切な石とされてきました。
スピリチュアルなパワーも備えているので、お守りとしてもオススメです。
アメジストがもつ浄化作用で、自分をリセットして新しい自分を発見し
ワンランク上の自分を目指すサポートをしてくれます。

アメジストは、みずがめ座(1月20日〜2月18日生まれ)の守護石でもあり
2月の誕生石でもあります。


■色 : ラベンダー 紫 濃紫
■モース硬度 : 7
■原産国 : ブラジル、中国、ウルグアイ、アメリカ など
■化学組成 : 二酸化珪素に微量の鉄イオンが含まれ紫色になる
■対応するチャクラ : クラウンチャクラ(サハスララ、第7チャクラ)
及びブラウ・チャクラ(アージュニャー、第6チャクラ)
■お取り扱いの注意点など :
アメジストの紫色は、太陽に当たると退色しますので、日光による浄化は避けて下さい


淡い色のアメジストは初恋も知らぬ若い凛とした美少女のようであり、濃い紫色のアメジストは人生の面白みを充分に味わい、清濁併せ呑む度量を持った大人の女性のような品格を感じてしまいます。
どちらの色であれ強力な保護作用を持っているのは変わりません。ネガティブなエネルギーやサイキックなアタックから身を守ってくれるでしょう。

また霊性を高め現実的な問題を対処するのに必要な冷静さをもたらしてくれる石でもあります。
私の仕事場には部屋の四隅にアメシストのポイントを置き、その先端が中央のテーブルに向かうよう配置しています。
アメジストの持つ清浄で強力なエネルギーを一点に集中させ、お客様は勿論、自分自身をも強力なアメジストの保護下に置こうという考えからです。
環境中のネガティブなエネルギーを吸収してくれる作用もあります。
また冷静な判断力をもたらすので、ともすると熱くなりすぎる自分を制するのに役だってもいるのでしょう。

元来紫色は慈愛に満ちた色です。
その色をまとうアメジストもまた様々な感情を慈愛的に包み込んでくれるのです。
怒り、不安、恐れ、悲しみ。人間にとって切り離すことが難しいこれらの感情を鎮め、センタリングを促し視界を明瞭にして、自分自身が今ここにあることを理解させてくれます。モーニングワークに付随する悲しみに添ってくれる石でもあります。

恋愛において理想的な恋人を連れてくるというロマンチックな伝説もあります。
精神的不安から見る悪夢を払い安眠を約束します。
良質な睡眠は肉体、精神両方の健康を守ってくれます。

クリスタルクォーツ − 水晶 −

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水晶は 「万能の強運石」

強い浄化のパワーを秘めていて
ヒーリング作用とパワーアップの効果をあわせもつ
パワーストーンの代表的存在です。
あらゆる場面・あらゆる場所・あらゆる事象に対応してくれる万能の石で
あなたをより良い方向へと導いてくれます。
才能開花にもオススメで、 あらゆるものを清め、浄化するといわれています。
また、他の石のパワーをサポートする力もあるといわれているので
他のパワーストーンと組み合わせやすいところもオススメです。

水晶は、ふたご座の補助石でもあります。


■色 : 透明、乳白色
■モース硬度 : 7
■原産国 : ブラジル、アメリカ、中国など世界各国
■化学組成 : SiO2
■対応するチャクラ : すべてのチャクラ
■お取り扱いの注意点など :
球状の水晶は、直射日光を当てるとレンズと同じように発火するおそれもございますので、窓辺に置かないよう置き場所に注意して下さい。


あらゆる国のあらゆる状態の人に有益な鉱物のひとつです。
肉体、精神、物質、あらゆる物に変化をもたらす作用があり、レコーダーとしての働きで持ち主の過去世の記憶を開くこともあります。

私の感覚ではエーテル体に最もよく馴染む鉱物だと思います。
右腿の痛みを取るために最も古い付き合いの水晶を置いた時の事です。その水晶は私の腿の中に(エーテル体と肉体のオーラということですが)入りこみ、治療してくれたのです。

また、石の持つエネルギーを可視的に見せてくれたのもこの水晶でした。
水晶には意識があるという説も頷いてしまう経験をさせてもらったわけですが、水晶の持つ潜在的能力を引き出す作用が大きく関わっているのでしょう。
持ち主の持てる才能を引き出す、それはまたブレスレットにした場合、組み合わせた他の石の持つパワーを最大限に引き出してくれるということでもあります。
また、持ち主の心情を映し出す鏡でもあるので、手元にある水晶の個性を愛で賞賛してあげることが大事なのではないでしょうか。
愛には愛で返してくれるのですから。

古代文明において特別視されてきたことからも水晶の持つエネルギーの意味が理解できるのですが、同じクリアクオーツでも各種作用が変わります。
ダブルターミネーテッドは、精神と肉体、あるいは男性性と女性性とのバランスをはかります。依存症克服にも向きます。
スフィアは、エネルギーを全方向にむけ放射します。
エッグは、エネルギーを内部に集約させるのでオーラや肉体の閉塞部分の解放にむきます。
カテドラルは、目に見えるライトライブラリーと言うべき存在です。
アクティベータの対になったものは、両脳のバランスを協調させ脳の障害に対応します。
その他様々な能力を持った水晶が存在しています。